清川だしと呼ばれる強風を活かした風力発電に、1980年から挑んできた山形県庄内町。苦難の末、現在では風力発電の先進地域と呼ばれるようになっています。今回は2024年6月1日に開催された「庄内町風車村エコランド実行委員会」さん主催の「風車群を歩く会」に参加しました。
集合場所は庄内町の笠山にある「風車村」ここには風力発電を学ぶことができる施設「ウィンドーム立川」があります。
受付後に開催セレモニーが行われ、車でひとつ目の風車の下へ向かました。
到着して見上げると、そのデカさに思わず「おぉ~!」声が出てしまいました。いつも遠くから眺めているのですが、まさかこれほどの大きさとは!風車はドイツ・エネルコン社製。鶴ヶ峰(鶴ヶ峰風力発電所)・座頭塚・大堰台には12機あり、3社で4機づつ稼働されているとのこと。羽根の重さはひとつ1トンあるそうです。また発電された電力は、ここから庄内町東興野地区と鶴岡市藤島地区へ送電されているそうです。その発電量は庄内町全世帯で使う電力をまかなうことができるとのこと。
風力発電担当の方から説明を受けた後、風車の中を見学。意外に狭い空間でしたが、上部へ移動するエレベーターも設置されているとのこと。
狩川地区の鶴ヶ峰から大堰台を経て清川地区にある清川関所まで歩きました。
昼食は清川関所の食事処御殿茶屋で「東風そば」とい「そばぜんざい」をいただきました。